ヴィンテージ　フィードサック　[fsa652]

1930年代から1950年代のアメリカ。
世界恐慌の影響を受け、生活に大きな困難が押し寄せたこの時代、
その中で生まれたのが、飼料や小麦粉などの袋に使われていたコットン布――フィードサックです。
メーカー各社は、袋の布を再利用してもらえるよう、花柄やドット、チェックなど、愛らしいプリントを施すようになりました。

袋としての役目を終えたあとも、
この布は主婦たちの手によって、子ども服やワンピース、パッチワークキルト、カーテンなどへと姿を変え、
限られた資源の中でも「暮らしを美しく保ちたい」という想いを支えてきたのです。

柔らかな手ざわり、色あせたプリント、時を経たやさしさ。
その一枚一枚には、静かに時代の記憶が織り込まれています。

近年では、ますます希少な存在に。
当店でも長らく販売をお休みしておりましたが、15年ぶりに販売を再開いたしました。
今回は、その間にさらに出会いが難しくなった、大変貴重なヴィンテージ柄を多数ご紹介しております。

どうぞ、心にふれる一枚を見つけていただけますように。

【Description】

品名: ヴィンテージ　フィードサック
原産国:アメリカ
サイズ: 約20㎝×約20㎝
※続けてカットできません。
素材:　コットン
年代:1930-1950 年代頃

●撮影時の光の具合やディスプレイによってお色目が違ってみえます。

【コンディション】

実際に使われていた穀物袋を再利用したヴィンテージファブリックです。
使用による汚れや擦れ、小さなダメージがあることがありますが、
歴史を感じる味わいとして楽しんでいただけたら嬉しいです。





アンティーク、ヴィンテージと呼ばれる古い布地は、概ねユーズドのお品でシーツ、ピロケース、カーテンなどを解いたものです。
布の弱り、色ヤケ、薄汚れ、染み、歪み、ミシン傷、小さなホールがございますことをご理解の上でお求め下さい。